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砂漠

砂漠(さばく、沙漠とも)とは、雨があまり降らず降雨量よりも蒸発量の方が多い土地。植物がほとんど生息せず、水分も少ないため、気温の日較差が激しい。よって農業には適さず、人間の居住が難しい地域(アネクメネ)である。砂漠地は岩石(メサ、ビュート)、礫(れき)、砂、ワジ(涸れ川)、塩湖、一部人などが生息できるオアシスなどで形成されている。 砂漠の砂の組成は砂漠によって異なる。またその組成は、砂漠の成熟度に影響を受ける。砂漠においては昼夜の温度差や氷結によって岩石→礫(れき)→構成鉱物単位に分割され、さらには細粒化する。さらに砂漠環境であっても、化学的な風化作用によって鉱物は溶解する。これら風化作用に対する抵抗性は鉱物によって異なり、かんらん石、輝石、角閃石、Caの多い長石などは風化を受けやすく、Caの少ない長石、石英などは風化を受けにくい。特に石英は抵抗性が高く、成熟した砂漠で最後まで残る鉱物種となる。 成熟した砂漠の例としてはリビア砂漠(石英91.7%)、オーストラリア砂漠(同80~100%)、カラハリ砂漠(95%以上)、ナミブ砂漠の一部などが挙げられる。特にサハラ砂漠の一部であるリビア砂漠には大小の天然ガラスの塊で構成された領域が点在し、どのように生成されたのかが謎となっている。 逆にタクラマカン砂漠(36%)などはきわめて未成熟である。 珊瑚環礁などにおいて違法な漁法として使用される青酸化合物などの毒物や爆薬の影響により珊瑚が死滅し、海底に瓦礫のように珊瑚の死骸が広がっている現象を海の砂漠化と呼称する。東南アジアなどの珊瑚環礁において特に顕著である。 当用漢字制定前は「沙漠」という表記が使用されていたが、「沙」が当用漢字から外れたために「砂」を用いた「砂漠」という表記が使用されるようになった。なお、「沙」も「砂」も「すな」という意味を持つ漢字であり、「水が少いから『沙漠』と書く」というのは俗説。 学術用語としては“desert”に対して「砂漠」という訳語が当てられる。このため、学術用語の「砂漠」はすなじ(砂地/沙地)だけを指すものではない。(wikipedia参照)